たまには節約するかーと思い、自宅で作り置きしてるウーロン茶を会社に持って行こうと、空いてるペットボトルに入れた。どうも色が濃いなと思ったら、アイスコーヒーだった。
昨日まではウーロン茶だったのに…。
 
1本遅い電車で出社することにして家でゆっくりしていたら、電車の時間に遅れそうになって駅まで走る羽目になった。朝から全力疾走。遮断機が下りちゃったのをくぐり抜けて走る。
 
「寝坊した〜。会社に遅れちゃうよ〜」
走る女の子。
ねぐせを直す時間も無かったらしい。ぼさぼさ頭で、食べかけのトーストを手に持っている。
線路を越えて、あの角を曲がれば駅だ。
遮断機が下りてくる。このままじゃ遅刻だ。しょうがない。
「えいっ」
遮断機を乗り越える。その瞬間。
どかっ。
鈍い音とともに女の子の体が宙を舞う。
泣き叫ぶような急ブレーキの金属音。電車が止まる。
赤黒いものが車両の下から地面に染み出してくる。
走ってきた電車が女の子を直撃したのだった。
画面が赤くなる
GAME  OVER
そんな心温まるストーリー?
 
朝っぱらから何書いてるんだか。ここは乗り換え駅のホームです。
しかし、実際に電車とぶつかるとどうなるんだろう。
弾き飛ばされた後、スピードを落とした電車に再び巻き込まれて引き摺られる、ってのを想像。
…違うかもしれません。