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『アインシュタインの天使・はじめに落下ありき』金子務+荒俣宏 著
「落ちる」という現象から、世界と物理学の歴史を語る対談。
荒俣先生好き〜。
☆気になった事、思いついた事を適当にメモ
- ダンテの「神曲」では星や太陽を回転させている力の事を「愛」と呼ばせている。重力の概念が生まれるまで、その代役は愛。引き合う力は愛なのか。「神曲」読んでねーな。
- 無重力状態では受精卵の卵割は難しい。天使のイメージ。空にふわふわ浮いているものは中性。男女の性は重力でつくられる。
- 人間が猿からヒトになったのは、二足直立歩行を始めたから。重力から自由になった前足→技術の発達。
- プラトン神話 男 女 ヘルマフロディトゥス(ふたなり)
- 「神はサイコロを振らない」アインシュタインのお言葉
- アインシュタイン・ローゼン=ブリッジ:ワープの原理ってこれかな
- 遊園地は人工楽園。人工楽園に行って現代の罪深き人間たちが落下体験を楽しむ、シンボリックな行為。
- 科学思想史って面白そうだ。